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アッパーの動物記 第2部
動物農場ってなんだ


価格 : 300円 (+税)

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編集  広瀬 敏通
 発行会社     みくに出版


この本は、自然学校やエコツーリズムの先駆者で、災害救援活動や火山洞窟研究でも知られる
広瀬敏通氏の家畜たちとの交流の記録である。
著者は富士山の麓の農場で、最大時には13種1300頭羽もの家畜と生活をしていた。
ペットでもなく畜産工場のなかのモノでもない個性的な家畜たちと脇役ながら魅力的な人間たちが、
ときには心の交流をし、ときには正面からぶつかり合い、ときには自ら屠って食べる、という姿が描かれている。
環境学習、体験学習にかかわる方はもちろん、田舎暮らしを考える方にもお勧めの1冊。

【著者による本書のご紹介】
 私、『広瀬敏通』を自然学校やエコツーリズムの分野、
あるいは災害救援活動や火山洞窟研究で知っている人はいるだろう。
でもここに書かれた動物との強いきずなで知っている人はすでにあまりいないはずだ。
人はいくつも顔を持っている。私の場合、その一つが家畜飼いであったのだが、
読んでいただければおわかりのように、半端ではない。
徹底してその世界に没入するのが私のスタイルだ。
 『アッパーの動物記』は私が最大時、13種1300頭羽もの『家畜と呼ばれた動物たち』を飼っていた暮らしの中から
紡がれた私と動物たちの交流記である。
私は動物たちを擬人化やペット化することも畜産工場のようなモノ化することもせずに、
できるだけ彼らが生き易い環境で『家畜』として付き合った。
現代社会ではこれは結構、綱渡りのようで微妙な関係となる。
でもその結果、得がたいような種を超えた仲間意識、連帯感のような意識の交感が生まれたと感じる。
一方で私はヤギ、ヒツジや豚、鶏、ウサギたちも自ら屠って食べた。
読者にとって、このような家畜飼いの暮らしぶりはすでに前世紀のものと思われるに違いない。
でも、幸い、日本の70%を占める中山間地あるいは里山地域では、依然としてこんな牧歌的な暮らしが可能である環境がある。
この書を手引きに、ぜひ、トライしてみてはどうだろうか。



著者紹介:広瀬敏通
20代にアジア各地で個人NGOとして活躍。
1970年代末のカンボジア内戦時には日本政府の人道支援派遣第一号として難民救援の現地事務所を運営。
1982年、国内初の自然学校となるホールアース自然学校を設立。
国内に3,700校あると言われる自然学校の第一人者。
災害救援活動では、阪神・淡路大震災で神戸市東灘区、中越地震では川口町にボランティアセンターを設置し運営。
東日本大震災では「RQ市民災害救援センター」を設立し、8か所のボランティア拠点の延べ45000人のボランティアの中心となり活動した。
どんなときでも常に現場の第一線で活動してきた人間として絶大な信頼を受けている。
NPO法人日本エコツーリズムセンター前代表理事。